本サイトは英語を独学で学び直したい大人の方々へ向けて、英文法を中心に「参考書よりわかりやすい」記事を執筆しております。
今回は、英文法の基礎の基礎「S・V・O・C」について学びましょう!
この内容は今後英文法を学んでいく上で、大前提・必要不可欠なものですので
- 「S・V・O・C」って昔学校で聞いたけどすっかり忘れちゃったな
- Vに形容詞って使えたっけ?
など、不安が残る方はぜひ今回で「S・V・O・C」の概念を学び直しましょう♪
S・V・O・Cは「英文の構成要素」
結論、S・V・O・Cとは、「英文の構成要素」のことです。
「構成要素」なんて難しい言葉使われたらわからないよ・・・
要するに、「英文は基本的にSとVとOとCを組み合わせて作られている」ということです。
この組み合わせ方によって、その文章がどんな意味になるのかの型(訳し方のベース)が決まります。
では、ここからはそれぞれがどのような意味なのかを説明します。
S:主語(その文の主人公「〜が」)
S(Subject)とは、「主語」のことです。
主語は日本語でも聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
要するに、その文章の主人公(動作主)のことで「〜が」にあたる部分です。
例文: I have a book.
私は本を持っています。
上の例文の場合、「I(私は)」がS(主語)です。
V:動詞(主人公の動作)
V(Verb)とは、「動詞」のことです。
こちらも主語同様、日本語でもよく耳にするかと思います。
「その文章の主人公(動作主)が何をするか」のことです。
例文:I have a book.
私は本を持っています。
上の例文の場合、「have(持っている)」がV(動詞)です。
O:目的語(動作の対象「〜を」)
O(Object)とは、「目的語」のことです。
主語・動詞よりは耳馴染みのない言葉かもしれません。
「動作の対象」のことで「〜を」にあたる部分です。(「〜を」以外の訳をされることもありますが、一旦は「〜を」の認識で大丈夫です。)
また、O(目的語)は必ず「他動詞」とセットで使用されます。
他動詞についてはこちら記事をご参照ください。
例文:I have a book.
私は本を持っています。
上の例文の場合、「a book(本)」がO(目的語)です。
C:補語(対象の状態)
C(Complement)とは、「補語」のことです。
補語とはその名の通り「補う言葉」であり、「対象の状態」を表します。
この時の対象はSもしくはOです。詳しくはこちらの記事をご確認ください。
例文:My name is Taro.
私の名前は太郎です。
上の例文の場合「My name(私の名前) = Taro(太郎)」が成立します。
この時、Taroが補語(対象(My name)の状態を表すもの)です。
それぞれに使用可能な品詞
ここまでS・V・O・Cのそれぞれについて、詳細を解説しました。
ここからは、これらにどの品詞が使用可能かを解説します。
結論、下図の通りです。
品詞についてはこちらの記事をご覧ください。
「品詞とは?」coming soon…
まとめ
では、今回のポイントを再度おさらいします。
お疲れ様でした!!
次は「五文型」についての記事を読んでいただけると、より理解が深まるかと思います。
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